こんにちは。
プロフェッショナルオーガナイザーの小坂泉です。
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お片づけは楽しいもの?つらいもの?
個人レッスンやお問い合わせで、以下のような言葉をいただくことがあります。
お片づけ着実に進んでおりますが、片づけ祭りの途中は不要品などでどうしても一時的に部屋が散らかります。そんな部屋にいると早く片づけを終わらせてしまいたいと思いますが、ちょっと疲れてきています。
私は、ときめいているのだろうかと思ってしまいます。
なるべく日常の生活をこなしながらと思うのですが、不要品の山やまだ片付いていないところをみると早く片づけたいと思います。
みなさんはときめきながらお片づけしているのでしょうか?
すごく、頑張っていらっしゃる雰囲気と、切羽詰まってきてしまっている雰囲気。
どちらも感じて、いつも切なくなります。
同時に、とても真摯に自分の今を見つめていらっしゃることに嬉しくもなります。
はじめからお片づけを楽しんでいる人はいない
このご質問に対する答えを、正直に申しますと…
はじめから楽しんでお片づけをされている方は、本当に稀です。
ほとんどの方は、とても苦しみながらお片づけ祭をされています。
かくいう小坂も、そうでした。
自分が所持するモノ全てをチェックする、いわゆる「お片づけ祭」は、1つ1つ自分のモノと自分の気持ちを確かめながら進めるので、体力的にも、精神的にも消耗します。
あまりに辛くて、泣きながら行っている方もいます。
お片づけを「つらい」と感じる3つの要素
このお片づけ祭のつらさは、以下の3つのポイントが関わっているのではないかと考えています。
- あなたの現在の体力と精神力
- あなたが現在持っているモノの量
- 今まであなたが、自分の本心を自分で見つめなかった&認めなかった時間の量
上記の3つがかけ合わさった分、つらさを感じるのではないかと思うのです。
小坂自身のお片づけ祭では、3番目が一番深刻でした。
あなたは、自分の本音にフタをしてきたのではないですか?
あなたは、他人に期待ばかりしていませんか?
あなた自身の人生なのに、あなた自身で舵を切ろうとせず、流される方は行きたい方ではない!と愚痴ばかりこぼしていませんか?
そして、その愚痴を言っている自分を直視することがつらい。
自分が嫌い。
そう感じてはいませんか?
上記はすべて、過去の私です。
だから、当時の小坂にとっては、お片づけ祭はとてもとてもとても!辛いものでした。
あるカテゴリがスッキリすると「お♪」と浮上するのですが、他のモノの山を見るとズーンと凹んだり。
ああ、なんでこんなことはじめてしまったんだろう…なんて本末転倒なことを考えつつも、なんとかやりきりたい事でもありました。
お片づけを楽しみに変えるために行なったこと
新しい習慣を身につけるためには、目的が大切。
だから小坂は、自分はお片づけのスキルが不十分であることと、「お片づけを必ず終えたい!」という自分の気持ちをまず自覚しました。
それも、何度も何度も。手帳に書いたり、言葉にしたり。
簡単に諦めないために、やる気の意識づけが大切です。
そして、そして、できないことは、その手のプロに習えばいい。
お片づけを習いに、こんまりさんに何度も会いに行きました。
また、自分一人で目標を投げ出さないために、環境を利用することも大切。
同じように悩みを持つ仲間と力をあわせるために、体験セミナーや講座に行きました。
そして晴れて「お片づけ卒業です!」とこんまりさんからお言葉を頂くころには、自分の意思で、自分のこれからの生活をときめきにすることができる!という自信を手にしていました。
モノを通して自分を見つめることを少しずつ積み重ねたら、お片づけに対するつらさは、ゆっくり自信や希望に変わっていきました。
そして、自信や希望を与えてくれるお片づけを、だんだん好きになっていくのです。
言葉は嘘をつくが、モノは嘘をつかない
小坂には、長年カウンセリングに通っていた経験から、確信としてある持論があります。
言葉は嘘をつきますが、モノは嘘をつきません。
あなたにも、お片づけの力をぜひ体感していただきたい願っています!
お片づけには体力もとても重要なので、作業中に「ちょっと疲れているな…」と感じたら、無理せず休んでくださいね!
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リアルで人に声を変えるのは勇気が入りますが、アメブロなら気軽にコメントができるからいいですね。ブログ拝見しました。どこにでもある日常ですが、それが私の心にしみました。あんまり変わったことは書いていないけど、ニートがどんなことを考えているのかが私のブログから垣間見れれば幸いです。