こんにちは♪
プロフェッショナルオーガナイザーの小坂 泉です。
先日、ずっと見たかった映画をゆっくり鑑賞していました。
わたしに会うまでの1600キロ [DVD] | |
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この映画は、アメリカ合衆国のの長距離自然歩道、パシフィック・クレスト・トレイル(PCT)のスルーハイキング達成を目指す女性のお話です。
PCT。その距離、1600km。
この途方もない距離を、3ヶ月で踏破する。
その先に得られたものは、何だったのでしょう?
この映画には、モノとのつき合い方に関わる大切なヒントが詰まったシーンがあります。
PCT初心者のシェリル。
上のメインビジュアルにもあるように、生命線でもあるリュックにモノを何でもぎゅうぎゅう詰め込み、その袋は、他のチャレンジャーに「モンスター」と呼ばれるほどでした。
その状態を見かねた山小屋の主・エドが、
エド
「不要なモノを教えるから
フリーボックスに入れろ
必要だと思うなら理由を言って」
と言って、シェリルにアドバイスをするシーンです。
さながら、スルーハイクのためのお片づけ祭です。
シーンはこのように続きます。
エド
「本は燃やしてる?」
シェリル
「本を燃やすの?」
エド
「ナチスだと思われないよ
それに荷物が軽くなる
ここまでのガイドは…」
そう言うと、エドは迷うことなく、
踏破したエリアのガイドを破り捨てます。
本は、
山小屋につくまでは、道標。
つまり「情報」として。
ガイドの役目を終えたら…
火にくべて体を温めるための燃料。
つまり「紙」として。
過酷な旅をするスルーハイカーの役に立ちます。
ガイドを「本」という役割に縛っていては、この使い方はできません。
モノを「使う」ということは、そのモノの資質を最大限に役立てているこのシーンのようなことなのではないかな…
と小坂は感じたのでした。
とても深い、映画です。
気になったあなたは、ぜひチェックしてみてくださいね♪
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!
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