こんにちは♪
プロフェッショナルオーガナイザーの小坂 泉です。
本日の1冊
できる人の共通点
陰山 孔貴
あなたは、様々なビジネス書やセミナーでアドバイスを受けた際に、
(あれ、これって他のところでも言われたよなぁ…)
と感じる言葉をもらったことはありませんか?
小坂はこのことをよく感じます。
上場企業経営者、セールスマン、医師、スポーツ選手、クリエイター、科学者、料理人…
どんな業界でも「できる人」はいて、その方々は、実はどうやら「同じ習慣」にたどり着いているようです。
本日ご紹介する本は、経営学者・陰山孔貴さんの『できる人の共通点』。
陰山先生は、獨協大学経済学部の准教授でもあり、前職はシャープの開発だったという変わったお方。
本当にお人柄がよく、どこでも鋭いインタビューをしている印象があります!
こちらの本では、300名以上の「できる人」にインタビューして分かった成功者の法則をまとめてくださっています。
早速、ちらりと内容を見てみましょう。
できる人の7つの共通点
共通点1「学ぶことがあたりまえ」だと考えている
この学びとは、一般的にイメージされる「勉強熱心」とはちょっと違います。自身の専門分野や興味のあることを勉強するだけでなく、「日常で起こることのすべてが学び」である、ということです。情報だけでなく、人から学ぶ、体験から学ぶことを大切にしています。
共通点2 人生に起きるすべての経験に「意味づけ」をしている
起きたことは起きたこととして、新たな挑戦・次へのバネにする。経験や出来事に意味づけをしていくことで、向かい風やちょっとくらいの落ち込みがあってもへこたれずに挑戦をしていけるのです。
共通点3 独自の「ルール」を決め、習慣化している
このルールには大きく2つの視点があり、1つは、「誰に強制されるわけでもなく、自分で決めて、その習慣を続けている」ということ。2つ目は、「決めたことは破らない」ということです。
共通点4「運」を大切にしている
できる人はいい体験も悪い体験もしており、それらを含めて「運がよかった」と語るのです。またもう一点重要なことは、できる人は運という概念を大切にしていますが、運がすべてとは決して考えていません。運まかせ・神仏頼りにするのではなく、自分でやれることはやっており、「成功の引き金・決め手が運」なのです。「人事を尽くして天命を待つ」を実践し、あとは神のみぞ知る、という状況をつくっています。その上で、独自の運に対する考え方や習慣があるのです。
共通点5「試行錯誤」の末に新たな価値を生みだす
意図して型破りなのではなく、結果的に型を破っている、というわけです。どうしてそうなるのでしょうか?大きな理由の1つは、トライ・アンド・エラーは繰り返せば繰り返すほど、「上には上がいる」ことがわかるからです。
共通点6 明確な「判断基準」を持ち、不必要なことはやらない
特に、「やらないこと」をハッキリと決めていました。
理由の1つは、時間への強烈な意識からだと言えます。
共通点7 すべては「直感」から始まっている
ただし、できる人の言う直感とは、完全に当てずっぽうの「山勘」とはニュアンスが異なります。うまく言語化はできないけれど、それまでの経験則が働いている直感。いわゆる「暗黙知」の積み重ねによる直感だと言えそうです。つまり、日々の判断の積み重ね、失敗や成功の蓄積、「○○だから□□になった」といった内省を繰り返していくことで精度が高まっていく直感です。その直感によるひらめきや決断を、人にわかりやすく伝えるために「理屈(ロジック)」を利用する。文系や理系、職種や業界を超えて、できる人はそのようにして仕事や人生の重要な局面を考えているようなのです。「すべてがなんとなくの直感から始まり、そのあと理屈で整えていく」。
いかがだったでしょうか?
ここでご紹介した7つのポイントは、序章のほんの一部。
もし詳しいノウハウを知りたい場合は、ぜひ本編をチェックしてみてくださいませ!
気になったノウハウは即座に真似して、日常を加速させましょう!
目次
序章 できる人の7つの共通点
1章 「学ぶことがあたりまえ」だと考えている
2章 人生に起きるすべての経験に「意味づけ」をしている
3章 独自の「ルール」を決め、習慣化している
4章 「運」を大切にしている
5章 「試行錯誤」の末に新たな価値を生みだす
6章 明確な「判断基準」を持ち、不必要なことはやらない
7章 すべては「直感」から始まっている
終章 これからのできる人
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